2015-01-01から1年間の記事一覧

きん、だいまい?

帰り道、竹竿を持った人が木を突いて揺すり、なにか集めている。 自転車で通りすぎたが、なんだろう? なに集めてんだろう? と興味深々、自転車を止めて戻った。「あらいな?(なに)」と聞くと、「むー(あり)」と言った。 「きん、だいまい?(たべれる…

なあ〜らっく、まあ〜!

頭に大きなピンクのリボンを付けた男の子。 思わず「なあ〜らっく、まあ〜!(かわいい)」と言ってしまいました。タイで何が好きかって、この自由さとおおらかさ!もう、思わず拍手をしたくなる。 日本だとレディボーイやゲイは隠れた存在だけれど、タイで…

「いっぽんばしわたる」五味太郎

ホテルビジネルの会話発表。うまくできた生徒たちに小さなプレゼントをしている。 今回は五味太郎の「いっぽんばしわたる」のコピー本をプレゼントした。日本語を英語とタイ語に訳したもので、それを三人の生徒に読んでもらった。 日本語は「ひらがな」なの…

泥水

日曜日。洗濯をしようとしたら蛇口から真っ黒な泥水がほとばしった。 時々、突然こうなるので驚きはしない。10分くらい出しっぱなしにすると蛇口の水の色は茶色になったが、シンクに溜まった水は黒くザラザラして汚い。 ーーーよかったぜ!洗濯機に入れな…

Coffee Time

朝から晩まで工事のために停電だという。 真っ暗な部屋に晩まで閉じ込められるのはしんどい、と思っていたら、お隣さんからコーヒーショップへ行こうと誘われた。 「話題の映画『エベレスト』がネットで観られるようになったから、パソコン持ちな」と言われ…

ドキュメンタリー「ホロコースト生存者の証言」

ドキュメンタリー「ホロコースト生存者の証言」を見た。 この夏、カナダ大陸横断旅の途中で、ワシントンDC のホロコースト・メモリアルミュージアムに寄った。これは、そこで製作されたドキメンタリーだった。 『ーーー大切なのは物やお金ではなく、親切な言…

スーパーポジティヴ・ウーマン

日本語教師として、タジキスタンに赴任する若者を励ましていたら、「スーパーポジティヴ・ウーマンだよね〜!」という言葉が返ってきて、笑ってしまった。 そうなんさ、おめでたいというか、何事も良い方にしかとらないからメゲることがない。凹んでもすぐ戻…

鍵がない?

朝、授業をしようとしたら、日本語教室の鍵がない。 いつも、生徒が合鍵を持っているので訊くと、ゴーン先生にあげたと言う。で、当のゴーン先生に電話しても出ない。彼は連絡が取れない人なのだ。 割り当てられた教室にはどちらにも机がないし、どないしよ…

中国のお寺

チャイニーズのお寺でフードフェステバルがあるからと長屋住人に誘われた。 ベジタリアンのフリーフードだそうで、オープンスペースにはたくさんのテーブルが並び、人で溢れていた。 10日間、昼食を提供するそうで大学の職員の顔もちらほら見える。 メニュ…

ホテルビジネス Reception

ホテルの受付を練習し発表。受付はホテルの顔でもあるから、敬語を使い、感じよく応対しなければならない。実際に用紙や鍵、食事のクーポン券などを用意して練習した。 タイの生徒は恥ずかしがり屋だと聞くけど、ここの生徒はそんなでもない。いつも発表され…

パエリアパーティ in Thailand

新任の同僚が修士を取得し、週末に王室から卒業証書をいただいたとのことで、お祝いをすることにした。みんなの授業の予定を考慮して、お昼にパエリアパーティをすることになった。 今朝、わたしは授業があるので、前日から仕込みをして準備万端。お昼に帰っ…

サンデーマーケット

久しぶりのサンデーマーケット。 タイはどんな小さな町にも日曜日に開かれるローカル市場やマーケットがあり、シーサケットは駅の裏通りの商店街が露店マーケットになってる。地元で採れた新鮮な食材を買うことができるし、とくに買うものがなくてもブラブラ…

Family

お隣さん家族が、来年春にアメリカに引っ越しすることになった。 タイで生まれたお子さんのパスポートを取得したり、フィリピン人のミュークの渡米ヴィザなどを申請するためバンコクまで出かけたりで、忙しない日々を送っている。 11月は子供の幼稚園が休…

飲み会

「夜は暇?」と聞かれて「ぜ〜んぶ、暇!」と答えたら、同僚に飲みに行こうと誘われた。 「それならば、新任教師の歓迎会で行ったお店にしましょうよ」とお隣さんも誘って出かけた。 実は、シーサケットに来て初めて美味しい料理を食べたのだ。屋台や大学付…

紀伊国屋書店 in Bankok

バンコクの国際交流基金のセミナーの帰り、本屋に立ち寄った。 サヤームの紀伊国屋書店には人が溢れていて、ちょっと驚いた。ネット時代に本を手に取る人々がこんなにいる。まだまだ、ペーパー本は健在だ。世の中、捨てたもんじゃないね、と安心する。 本棚…

日本の食文化

先週は「日本のお正月」についての授業だったので、今日はその続きの「日本の食文化」についての授業をした。 日常の「ケの食事」と特別な日の「ハレの食事」。そして、和食の基本を説明する。 お正月料理の写真を見せると「わぁ〜!」と歓声があがった。「…

「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」村上春樹

週末、村上春樹の朗読を聴いていた。以前、帰国したとき、本屋に平積みになっていたのを横目で見て、長ったらしいタイトルね、と思いながら手に取りはしなかった。 韓国人のギムが訳本を読んでいたので、「おもしろい?」と尋ねると「おもしろいよ!」と言っ…

タイで餡を練る

タイの小豆は黒い大粒のと、緑色の小粒がある。 粒の真ん中にちょこっと白い線が入っていて、見つけたときは「おお、あるじゃん、小豆!」と嬉しくなった。 子供のころはアンコが嫌いで、匂いだけで歯が浮きそうになった。母は私の分をゴマで包んでくれた。 …

つゆ草

今頃の季節。朝、道端のつゆ草を摘んで職場に行っていた。つゆ草の青い花びらは、朝露に濡れて美しい。 札幌の森林公園に隣接している職場の通勤に、裏側の公園から森を抜けて通っていた。秋は紅葉が美しく、落ち葉を拾ってバイクのシートに挟んで帰っていた…

映画「Everest」

お隣さんがバンコクで「Everest」を観たという。 「あんな危ない山に登ったなんて、Makiを見る目が違ってきた....」と驚いているので、 「どんなストーリーなの?」と聞くと「日本人の康子が死んだ」と言ったので、ああ、1996年のロブホール隊遭難の映画なん…

「国際交流基金」セミナー in BKK

週末、バンコクの国際交流基金、「初級から話す力を伸ばす」のセミナーがあり、参加した。 ワークショップ形式のセミナーで参加者が各課の基本文法を基準に教案をデザインし、他のグループはそれについての問題点を述べる。さらに翌日、その教案のための基本…

メールの配信

yahooメールが配信されないトラブルがあったそうだ。 それとは知らず、メールを送信しても音沙汰ないので、数週間鬱々として過ごした。 どこの国にいても仕事の連絡や講演依頼のメールが届いて、メールは届くものと信じ切っていた。 それが、メールを出して…

向田邦子「かわうそ」

若いころ、向田邦子の「銀座百点」を楽しみにしていた。 なんてすてきに言葉を表現をする人だろうと思った。黒い服を好んで着ていたそうで、周りから「クロちゃん」と呼ばれていたそうな。おしゃれで旅好きな「クロちゃん」は憧れの人だった。美味しいもの好…

「日本文化」中間試験

言語を学ぶことは、その国の文化を学ぶことでもある。 日本語の持つ社会的背景があり、また日本の文化を学ぶことによって、自国の文化をより知ることにもなる。 それで、「文化について」昨年より、わかりやすく写真や映像を使って授業をしてきた。目で見て…

タイ語 No2

タイ語の仕組みがようやくわかった。 いままで、生徒やタイ人の日本語の先生に聞いても、どう組み合わせてどう発音するのか、わからないままだった。 ところが、2日間、タイ語専門の先生について2時間勉強しただけで、タイ語がなんとなく読めるようになっ…

三羽カラス

できない組、三羽カラスのニコくん。先週は風邪で休んだので、図書館で中間試験ためのレビューをした。ところが、「日本文化」について、なにもわかってないので、がっくり......。「文化とはなんぞや?」の授業ために、写真や映像を用意し、恐竜の時代に文…

節約

昔、子育てのころ、給料前に見た夢。 ーーー夢の中のわたしはまだ子供で、波打ち際を小銭を拾って歩いている。「ほ〜ら、こんなに拾ったよ!」と重たくなった木綿のスカートを広げ、得意になっているところで目が覚める。 お隣りのミュークが「食費がかかり…

留学生パヌ君の報告

日本へ留学していたパヌ君が大学に戻ったので、報告をしてもらった。彼は日本政府が応募した留学生に合格し、青森県の大学で1年半を過ごした。 タイ人は寒がりが多いので、東北の寒さは大変だったことだろうと思ったら、意外と風邪も引かず元気に過ごしたと…

ホテルの予約 No2

今日は「ホテルの予約」の発表の日。 先週、予約の会話内容をチェックし、スクリプトを見ないで予約ができることに挑戦した。 チェックポイントは: 1、はっきりとしたきれいなアクセントで。 2、少し、声のトーンを上げて明るい声で。 3、すらすらと受け…

人類はどこへ行こうとしているのか? 関野吉晴

土砂降りの雨が朝になっても止まない。地面がクールダウンし、水しぶきが心地よい。 カレーを仕込みながら、関野吉晴の講演を聴いていた。 人類はどこへ行こうとしているのか? タイトルがいろんな意味に解釈できておもしろい。もちろん、これからの人類の進…