エベレストに一緒に登頂した河野千鶴子さんが、この夏、パキスタンのガッシャブルム１（８１６３ｍ）に登頂した。ひさびさのビックニュースに胸が高鳴った。彼女はこれで、５座目の8000m峰登頂となった。こころから、おめでとう！ 河野千鶴子さんは、 ２００…

ガイドのプラカスさんはホームレスの子供たちに食事を配るボランテアもしている。 『昨日僧院で 食事を配りました。本当に気持ちが良かったのです。Makiさんに言っておりませんが。稼ぎの状況を見て私の残りの人生はこうやって犠牲をして生きます。』という…

ネパールのトレッキングガイドから子供たちの写真がたびたび送られくる。 彼は将来、社会福祉の仕事をしたいとのことで、ストリートチルドレンやハンディキャプの施設などでボランテアワークをしているそうだ。いまどきの若者が貧しい子供たちのために将来を…

シティ山行と称して、山仲間と札幌近郊の山を楽しんでいる。 今回も短い滞在の間を縫って藻岩山に出かけた。小林峠からのコースは木立の中に登山道があり人もいなくて静かだ。アップダウンを４回も繰り返すのでトレーニングにはもってこいのコースだと思う。…

帰国の際、本を出版した北海道新聞社を尋ねたら、「Sapporo 山ガール」の本を頂いた。 さっぽろ近郊の低山ガイドブックだ。オールカラーでモデルさんも美しく山本とは思えないようなはなやかな感じだ。 山ガール出版の経緯には、わたしも一枚噛んでいる。「…

三年一組に歌の聴き取り授業をする。最初に先週行った中間テストの答合わせをして間違いを直す。真面目でよく出来るクラスなのに簡単なところで間違う生徒が多く満点はいなかった。期末試験は満点だよ！と励ます。 キャンディ・キャンディの歌詞を日本語とタ…

一日中寝ていたので、頭の中は炊きたてのご飯のように真っ白になった。森のなかにいるように、爽やかな感じ。 さてさて、この爽やかな頭で中間試験の採点を始めた。二年生は８０〜９０％の正解率で我ながら満足。しかし、三年生になると、７０％以下にダウン…

バリバリと空を雷が駆け抜ける音かして、にわかに部屋が暗くなった。 雨が樹木を叩き付ける音が遠くの太鼓のように聞こえる。雨のサウンドを聴きながら泥のように眠っていた。蟻が体を這う感触が眠りを妨げ、手は無意識に蟻を叩く。いつからベッドに蟻が這い…

慌ただしい帰国も終わり、いま羽田に到着。 羽田国際空港を利用するのは初めてなので、どうかなあと思っていたら、なかなか便利がいい。無料のシャトルバスが５分おきに走っているし、無料のインターネットもある。フロアの照明が落としてあるので落ち着いた…

昨夜、オントナブロガーの顔合わせ会があり、殆どの方が出席されてたのしい宴となった。 わたしの前がseikoちゃんで、ざっくばらんで最高に楽しい人だった。そのおとなりは「祭り囃子が聞こえる」の知的なNanさんでこれまた素敵な方。カニづくし会食には毛ガ…

スコットランドの若者がFace bookにさようならの伝言を残して自殺したという。 リサが英語を教えている教会のボランティア仲間で、伝言に気がついたリサの友人が連絡を取っても電話に出ず、発見されたのはラオスのビエンチャンのホテルで死後数日経ってから…

到着したら、札幌は雨。 南国の白い雨とは違って、街が灰色に暮れてバスの窓ガラスの銀色の水滴が寒々しい。太陽で火照った脳みそをクールダウンするには丁度いいかも。 千歳に向う飛行機の中で年輩のご夫婦に英語で話しかけられた。通路側に座っていたら窓…

15日は公休でカオパンサーのお祭り。ろうそくを立て豪華に飾り付けをした山車が町をパレードする。生徒たちは仮装し、またタイの伝統的な踊りを踊りながら町を練り歩く。 朝から生徒たちは仮装の準備や、タイ舞踊のための着付けやお化粧をするやら、とても忙…

２年２組のクラスの生徒にのり巻き寿司を作って持って行った。 女の子が二人が早めにやってきて、なにか一生懸命に言っているが、何を言っているのかわからない。 「なに？」「What?」「あらい？」と聞くと踊りのマネをする。「あ〜！タイダンスの練習？欠席…

どうしょうかなあ、が口癖のゴティ先生が転勤することになった。 「おとうさんが、『ゴティちゃんは近くの学校の方がいいよ』と言いました」と言ったとかで、校長をしている父親の権力で、出身地でもある父親の友人の学校に移動することになった。 長いこと…

タイで日本語教師として赴任し、驚くのは住環境だと思う。タイ式トイレは和式トイレを高くしたようなものに足台があるだけで、使用後は側に備え付けた水槽タンクから手桶で水を酌んで流す手動式水洗だ。バスルームにシャワーはなく、同じ水槽から水を酌んで…

セミナー終了後、ノーンカーイに向う。ソムデットの学校で開かれる日本語キャンプのために、ジュンコ先生がヤイ夢の事務所に浴衣を借りにゆくと言うので同行する。 ラオスとの国境の街ノーンカーイはメコン川沿いにある。ひさびさの大きな街なので開放された…

コンケーン大学教育部主宰の日本語教育のセミナーに派遣もとの＜ヤイ夢・アジア＞のメンバーが集まった。春先にオーナーの鈴木宅に５人のメンバーが集まって、説明会件ミーティングが行われて以来の再会だ。 「久しぶり！」「みんなに親切にしてもらっている…

来週、講演会のために一時帰国するので、中間試験の準備と帰国後の授業の準備で忙しかった。 タイにもどってすぐの授業はキャンディ・キャンディの歌の穴埋め問題。大きな画用紙にキャンディの絵も描いてボードの前に貼った。生徒がいち早く気がついて、キャ…

七夕の短冊書きをする。 短冊にねがいごとを書いてここに吊るすと夢がかなう、と説明する。すでに、去年経験済みなので、スムーズに授業が進行する。 机の間を歩いていると、おませな２年生の女の子が短冊の裏に密かに好きな先輩の名前を書いていたりする。…

帰国すると友人に会うのが忙しい。 そんな中で、２０年来の、山、旅、機織り仲間と会うのを楽しみにしている。仕事を持ち、子育て中で忙しいにもかかわらず、しっかり食べてがっちりと遊んでいる。おいしいものにも目がない。 ５月にイタリア旅からもどり、…

タイの首相がタクシンの妹、インラッテ氏に決まった。 インラッテ氏はタイの大学を卒業後、アメリカに留学し博士課程を終了した秀才とか。そして、たいそう美貌な４０代。離婚したご主人との間にお子さんがいらっしゃるそうだ。 ここ、東北部ではタクシン派…

春にフェルナンドに会いに行ったとき、彼の両親の家に招かれた。この日、フェルナンドとカミラは友人の結婚式があり、わたしは子供たちと彼のお姉さんの車で出かけた。 ８０代で高齢のお二人はとても元気ではつらつとしている。お父さんはスポーツ好きで体を…

フェルナンドとカミラから、ヨーロッパで最初の文化遺産の賞をもらったとメールが届いた。すでにヨーロッパで３つの賞を受けているので当然なことと言えるだろう。貰えるかなと思ってはいたが、あまり期待はしていなかったそうだ。 彼らは建築家で、スペイン…

ランチにやきとり屋に誘われた。チームの学校に新しい中国人教師が赴任したのでみんなで顔合わせ、というのが集合理由。 どしゃぶりが二日間続いたので、空気は澄み、なにもかもが鮮やかにくっきりと見える。涼しく爽やかな風は北海道の初夏のようだ。 フェ…

まる二日間、大雨に閉じ込められ、学校の前の道は小川のようになった。 ビーチサンダルでさぶざぶと川をこいで学校へ行く。「なんか台風のようだね」インと顔を見合わせ、いつもと違った風景にわくわくする。学校の廊下も水浸しで、生徒たちはシューズ・オフ…