大谷大学卒業制作展 札幌市民ギャラリー


 大谷大学の卒業制作展が開かれている。
広々とした空間に100号〜150号の油彩のキャンバスがのびのびとかけられていて、ちょっと寂しい感じがしないでもない。他に日本画/版画/立体/写真・映像/グラフィックデザイン/情報デザインなどの作品が展示されている。


 全体的にアニメーション的な作品が多く物足りなさを感じたけれど、これは時代の反映か?
それぞれの作品は小さくまとまっていて、もっとはみ出してもいいんじゃない? と思った。


 研究生の抽象作品が素敵だった。彼女は勤め帰りに遅くまで残って描いていた。作品が大きく壁全部を使用するので真面目な一年生が多い時は大変だった。大作は空間で生きる。


 大谷大学卒業制作展 於:札幌市民ギャラリー 〜27日(日)まで