2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

染織り

新聞社に寄った帰り、道新ギャラリーの染織りの作品展に足を止めた。 白い季節はウールが恋しくなり、手に毛糸をからませて編み物をしたくなる。 30代のころ、編み物が高じて原毛を紡ぐことを習い、それは染め織りへと発展していった。 ふんわりとした空気…

白い世界

いよいよ冬の到来。毎朝、バイクに乗れるか乗れないかと窓の外のチェックをしながら、しつこくバイクにに乗っていたが、土曜日の朝、いきなり白い世界になって寒さの我慢大会も終了となった。 日曜日、昔の山のメンバーと札幌郊外の滝野にある野牛山に登った…

ユーモアのセンス

ユーモアのセンスがあるひとは楽しい。そんな人と結婚したら儲けもんだろうと思う。家のなかが笑いで溢れるだろう。そんな友人夫婦がいる。 ちょっと嫌なことに出会うと、その友人に話したくなってウズウズする。話すと嫌なことがユーモアで笑い飛ばされてし…

夕焼けともだち

キッチンの小さな窓から藻岩山が見える。札幌の西に位置するこの山は、標高531mでロープウェイやスキー場もあり、多くの市民が季節を問わず散策する場所である。小さな窓は、季節と天候を知らせる額絵でもある。冬は窓枠のなかに、ナイターの灯りがクリスマ…

本のデザイン

出版の事で本のデザイナーさんに会った。 事務所のすべての壁が本で埋め尽くされていた。本は美しく整理整頓されセンスのよさが伺える いいなあ、こんなところで本に囲まれて過ごすなんてとうらやましくてため息がでた。 お宝本もたくさんお持ちで、ちょっと…

素敵な人

素敵な人は、すてきな家族を持っている。 人と人との結びつきの始まりとしての家族を大切に思う。家族の形が多様化している今、コミュ二ケーションを取る暇もなく忙しく時間が過ぎてしまう。 アラスカのユウコさんの家族はアメリカ人のエドと二人の小学生の…

本の出版

山旅の紀行文を北海道新聞出版部から出す事に決まった。 ド素人が山に目覚め、世界のてっぺんに立ったことの記録である。もう山は止めるとこぼしながら、山の魅力に取り憑かれた10年間の道程でもある。 しかし、山の感動を文字に変換することは難しく、ど…

Banff Mountain Film Festival In Japan

11月14日に道新ホールで行われた<バンフ・マウンテン・フイルムフェステバル>を見た。冒険に翔る人々の情熱が伝わってくる。危険と隣合わせににいることを知りつつ向かう事しかできない男たち。生きる意味を痛烈感じているからだろう。その一人が「80ま…

地球/母なる星

友人のお見舞いに届けた本が20年振りに戻ってきた。もう、彼女より10歳も年を重ねた。 亡くなった友人は、いつまでも若いままわたしのなかで生き続ける。宇宙飛行士の言葉を綴ったこの大型の写真集は、こころをはるか彼方へと運んでくれる。 『なぜ私た…

日本語教師ボランテア

日本語教師のボランテアをしている。 国際結婚、仕事、勉学などで日本に住んでいる外国人に、ボランテアが交代でクラスレッスンを受け持っている。生徒はみんな明るくて逞しい。そして仲がいい。授業のあとハロウインパーティに招かれた。 タイ料理&ベトナ…

フェルナンド&カミラ

スペイン人の友人フェルナンドが4度目の来日をし、北大でスペインの古い建築のリニューアルについてのレクチャーを行った。3日間行動を共にし、忙しかったけど楽しかった。 相変わらず世界中を旅していて、ヨーロッパで初めてもらった賞金1200万円もすべて…

藻岩山散策

風のない穏やかな日曜日、友人と藻岩山散策。 藻岩山は、老若男女問わず、楽しそうなディテイング・カップルもいてまさしく市民の山。 帰りに、側にある<奥井理>のギャラリーに寄った。 素晴らしいロケーションにあり、洗練された木の内装で19歳で逝った…

円山散策

円山公園の落ち葉を踏みながら、友人の旅の計画を聞いている。 家族でサファリと登山。いいなあ、動物園じゃないところで見る動物。黄色の絨毯の上を、かもさんファミリーが忙しく歩き回っている。 何を探しているんだろう・・・・・ 銀杏?虫?凛とした空気…

インデアンサマー

ちっと暖かい日。晩秋のおもむき、黄金色の絨毯が目にやさしい。ストーブの上に、煮豆の鍋をかけてゆったりと過ごす時間は、なつかしい思いを運んでくれる。玄関の椅子に山盛りのぶどうのカゴを置いて甘い香りをたのしんでいる。山は雪。

初雪便り

手稲山が雪化粧して、もう雪の季節になった。せわしなく毎日が過ぎて行く中、 白い花びらがひらひらと舞い降りてきて歩道に消えるのをみていた。なんだか不思議。9月は暑い国にいて、いまはもう初冬。 季節は間違いなく確かにやってくる。そろそろ冬仕度、 …