ユーモアのセンス

ユーモアのセンスがあるひとは楽しい。そんな人と結婚したら儲けもんだろうと思う。家のなかが笑いで溢れるだろう。そんな友人夫婦がいる。
ちょっと嫌なことに出会うと、その友人に話したくなってウズウズする。話すと嫌なことがユーモアで笑い飛ばされてしまう。客観的に自分を見ることが出来るのでつい一緒に笑ってしまう。たいそう健康にいい。
外国人の友人がもつユーモアのセンスはおもしろく、思わず足を踏み外しそうになる。言語の壁があってすぐに笑えないから、何で? どうして? 何処がおかしい? とうるさく聞く。辛口甘口と友人がとばすジョークに、たまに説明なしで解るとしつこく笑っている。
凛々しく生きるのはカッコいいが肩の力を抜き自然体で笑って生きるほうが好みに合う。優柔不断なわたしはきっぱりと決断することが難しく右往左往しながら、いつもわらをも掴む思いだ。それに、凛々しくは一人でも出来るが笑いには相棒が必要だ。一人で笑っていたらおかしい。