2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Appleタルト

これでいい男を3人ほどゲットした、と言うのはうそで、結構スィーツを食べない男でもAppleパイとチーズケーキは食べるもんよ。 というわけで、ことあるごとに登場し、目をつぶってでも焼ける定番のアップルタルト。今日はこれをご紹介しましょう。 超かんた…

ミルクの缶かん

親になると、自分の赤ん坊がミルクの缶かんのような可愛いい子に見えるらしい。どう、ひいき目に見ても、かわいくないじゃん「かわいそうな親バカ、親ね〜」と醒めていたら、とんでもないことになった。 娘が生まれたとき、髪の毛もなく目も腫れ、どうみても…

藻岩山

山友達と藻岩山登山に行く。 お天気も良く、風もない最高の登山日和。友人が慈恵会病院からの冬だけの登山道を案内してくれた。 藻岩山ロープウェイもリニューアルし、山頂のレストランも開店したばかりとか。平日なのに、登山道は中高年登山者で賑わってい…

ニューシネマ・パラダイス

トレーニングしながらDVDを観ている。 シシリアの海を背景にベランダの植木鉢。その中にぴょこんと飛び出した芽に風を孕んだカーテンが揺れる。物語は回想シーンから始まる。 映画や本は出だしで善し悪しが決まる。映画なら最初のシーン、本なら最初の一行が…

「死ぬ気まんまん」佐野洋子

本屋で佐野洋子の追悼冊子を立ち読みしていた。 もう、新しい本を手に取ることはないのね、とページを開くと「死ぬ気まんまん」という言葉が飛び込んできた。彼女の最後のエッセイのタイトルらしい。エッセイのコーナーでそちらも手に取ってみる。彼女の文章…

山装備の点検

朝から押し入れの中で探し物をしている。1軒半の押し入れがすべて山道具で埋まっている。尾根歩きから始まり、沢登り、岩から、フリークライミング、厳冬期のアイスクライミング、山スキーまで一通りこなしたので、その装備は半端じゃなく多い。アイゼンだ…

山仲間

山仲間がヒマヤラ・ジャヌーの海外遠征に出る。気の置けない山仲間が居酒屋に集合し、彼の出陣を祝った。集まったメンバーはヒマラヤ8000m峰、エベレスト、K2、チョー・オユーなどの経験者ばかりで、わたしを除いてはほんものの山屋ばがりだ。 山は男も女も…

旧友

久しぶりに旧友に会う。 居酒屋で酒を飲みながら本や音楽や山の話し、やっぱり日本は良いなと思い、気のおけない友人と会うとほっとする。 日系企業で働く人たちは、タイは天国インドは地獄と言っていたけれど、天国のタイでもいろいろトラブルがあり、海外…

春分の日

春とは名ばかり、春分の日だというのに朝から粉雪が降っている。 気温も低いので一度緩んだ雪の歩道ががちんがちんに凍り付いている。暑いタイから、ギンギンに凍り付いた北海道に着いて、心身ともに固まっている。 『寒いねと言えば寒いねと答える温かさ』…

映画「灼熱の魂」

帰国して出かけるのは本屋と映画館。本屋をうろつき、「灼熱の魂」を観た。 中東の血塗られた民族や宗教間の闘争に翻弄された女性をミスティリアスな物語に仕上げた映画。中東系カナダ人の初老の女性、1949年生まれのヒロインが2通の双子の子供に遺言状…

雪の匂い

千歳上空から見た墨絵のような雪の世界。 三月半ばといえども、広い原野はまだまた冬。 飛行機の扉が開くとともに、つんと冷たい空気に触れた。 湿った雪の匂いに「北海道に帰った」と体で感じる。この気分はいいね。 帰国して、いちばんに食べたいものは納…

「白夜に紡ぐ 」志村ふくみ

バンコクの国際協力基金の図書館で、志村ふくみさんの「白夜に紡ぐ 」を読んだ。 最初に読んだ「一色一生」以来、志村さんのファンで新刊を楽しみにしていた。ここ、タイで読めるとは。 これは、ロシアの文豪、ドフトエイフスキーの作品へのオマージュ。 ド…

日本語教師の大先輩

タイの北、ルーイの大学で10年間日本語教師をしている女性がいると聞いて会いにいった。 何事もうまく運ばないタイで、10年間日本語を教えているとは、どんな方だろうと興味をもった。ここ田舎町のカウオンから北上し、コンケーンの友人宅に止めて頂き、…

3.11 東日本大震災

痛ましい大災害から1年経った。 あの日、テレビ画面に釘付けにされた。繰り返し放映される各地の映像に足の力が抜けた。 今日まで続けられた日常のすべてが失われたひとたち。自分の家族に置き換えて、なんと痛ましいことと胸が痛くなった。 大切なのは家族…

インラック首相

カウオンの「プー、タイ(タイ語)」のお祭りにインラック首相が訪れた。 町をあげてのイベントで湖の側にお祭り広場が出来上がった。伝統的な町の衣装に見を包んだ女性、3500人がタイ舞踊を披露した。 インラック首相は数日前は日本で野田首相と会見し…

旅立ち

同僚の中国語教師のインがバンコクに発った。 大学の修士課程の試験に合格し、最終の面接試験を終えてバンコクで結果待ちだ。 彼女は国からのボランテア教師で、国と学校からダブルサラリーだった。上海の大学へ通う弟のために仕送りし、自分でも修士課程に…

Brithday of 3.11

生徒たちが誕生日を祝ってくれた。 長年生きて、ケーキのろうそくを吹き消したのは初めてのこと。昨年の誕生日には東北大震災で胸が痛くなったが、今年は違った意味で胸がキュンと痛くなった。 またまたの、給料トラブルで「こんな学校とはおさらばだ!」と…

「美しいカバン」大越桂

美しいカバン 永いときの流れのこの一点で私は静かに息をしている目には見えないときの流れの私分のひとつかみの中で自分の鼓動に耳をそば立てている 生きている意味や生き残った訳難しい問いはカバンに入れてみた装飾の美しさに大切なものを預け今は直感が…

てんやわんや その2

グレードがゼロの生徒たちが押し寄せてたいへんなことになった。 ろくでなしの4年4組は、テストのやり直しをしたいと言い出すし、わたしの机の周りに、昨年の生徒のアサイメント(提出物)のボードを持ってきて見せ、グレードを上げてくれと言う。 「何言…

タイの結婚式

タイの結婚式に出席した。 ノビタ先生の教え子が日本人の若者と結婚することになり、「タイ式の結婚式は初めてでしょう?」と言われ、ご好意で出席させて頂くことになった。 タイでは結婚式も葬式もお坊さんが執り行い、朝のタンブンの時間にするのだそう。…

てんやわんやの一日

最後の授業で、2年1組の生徒たちとたこやきをする約束をしていた。 1時間目なので、朝から準備で忙しい。いつまでここに居られるかわらないから、いつも出来るだけのことをしようと思う。 たこ焼きを作りながら、おいしそう! おいしい! おいしかった!…

チェンカーン

今、人気のタイの観光地、チェンカーンに行った。 チェンカーンはタイの北、メコン川に沿った古ぼけた町並みをそのまま生かし、古さと静けさを売り物に、今若者に人気のある観光地だ。 バーツ高もあって海外に出るタイ人も多いなか、ここは庶民と若者受けす…