日本語教師の大先輩

 タイの北、ルーイの大学で10年間日本語教師をしている女性がいると聞いて会いにいった。
何事もうまく運ばないタイで、10年間日本語を教えているとは、どんな方だろうと興味をもった。ここ田舎町のカウオンから北上し、コンケーンの友人宅に止めて頂き、ラオスとの国境に近いルーイのラジャバット大学に到着した。

 お会いしたツネ子先生は年輩のとても華奢な女性だった。長年、小学校の教師をしていたという。教室には結婚式の打ち掛けが飾られ、明るくとてもきれいだ。
 授業は面白く、生徒を飽きさせない、と聞いている。もう、試験も終わり学生がいないので授業は見学できなかったが、ここ、タイに自分に居場所と生き甲斐をみつけた女性に会うことができて嬉しかった。