前期の期末試験が始まり、試験監督の先生と生徒は忙しそう。 だけど、忙しいといっても日本とは違って、教師も学生ものんびりしたもんだ。 朝、寮生が外の東屋で犬とご飯を食べていた。 「I'm eating breakfast with dogs.....」と微笑んでいる。 ーー「あな…

いま、毎日のように食べているのがチョンプー・サラダ。 キャベツをベリベリっとダイナミックに手で千切って、トマト、キュリ、わかめなどなんでも放り込んで、青南蛮のシーフード・ドレッシングをかけると、しゃきっと甘いチョンプーとキャベツの歯ごたえ、…

今日はいい夫婦の日。 お隣りのハニーカップルに、欲しがっていたティーカップをプレゼントした。 ミュークとチャールズは、毎日のようにドアをノックし、開けるとデザートを持って立っていたり、「新しい味のワインだよ」とグラスワインを手に持っていたり…

期末試験の採点や宿題のアドバイスで忙しく、ミマ氏の庭で採れたココナッツを食べるのを忘れていた。 冷蔵庫から出してみたら、茶色に変色している。食べられるんだろうか？お腹を壊してもなんだしと、ココナッツを抱えて寮の管理人に聞きに行った。 「きん…

２年生の「作文」期末試験で、言葉を使い短文を作る問題を出した。 「苦い」の問題で「ぞうのみみはにがいです。」の答えが３人いて、頭が？マークになった。 ーーーはて、タイでは象の耳を食べるんだろうか？ そういえば、タイの東北部では犬も食べると聞…

お隣さんの車が故障ばかりしていて遠出ができないとミマ氏に話したら、早速修理工場を紹介してくれた。 車の修理がてらバーベキューパーティをすることになった。魚を釣って食べられるとのことで、お隣さんは車よりもバーベキューにエキサイトしていました。…

日本語、中国語、英語の合同キャンプに参加した。対象は高校生で、「３カ国の言葉を憶えよう！」との企画なので、日本語を選択している生徒だけでグループ分けされるわけではなく英語も中国語も混じっている。 なので、難しいゲームはできないから、歌、色ゲ…

先だって、２年生の「作文」の授業で、文の構成と順序を教えるためにレシピ作りをした。 まずは、調理用具の説明、調味料、調理方法を絵カードで練習し、たこ焼きと牛丼の作り方を導入にした。 ーーー２年生はイベントでたこ焼きと寿司を作ってるので、手順…

２年生の「作文クラス」でスピーチ・コンテストを行った。 日本語は話すことより書くことの方がたいへんだ。タイ人の日本語教師から届くメールは助詞の使い方がおかしいので、意味不明になり、なにを言いたいのかわからないときがたびたびある。 ましてや生…

☆〜おちびちゃんとの会話〜☆ ーータイは、ぞうさんがね、お散歩してるんだよ、犬みたいに ほんとう？！ ーーレストランでご飯たべてるとね、バナナほしい〜って、なが〜い鼻を伸ばしてくる え〜っ！ ふつうさ、ぞうさんはどうぶつえんにいるんだよ！ ーーそ…

敬虔なクリスチャンのギムに誘われて教会へ行った。 とても英語の上手な少女がいて、通訳してくれるんだそうだ。英語に訳してくれても信仰心がまるでないのでピンとこないかも? と思いながら出かけた。  ほっそりとした少女は天使みたいに清純で、アメリカ…

昨夜、お隣りのハニーカップルのチャールズが、Youtube撮影のための出演を頼まれ出かけたそうで、ミュークは寂しそうだった。 「今夜、一緒に食事するのはどう？」と声をかけたら嬉しそう。 夕ご飯の支度をしていたらチャールズから電話が入り「ミュークが電…

ロイカトーンのお祭りで２年生に出会った。 ２年生はイベントがある度に中心になって準備しているせいか仲がいい。昨夜も一緒に会場を歩いていた。 そういえば、前の学校でも日本語クラスの生徒たちは、授業が終わってもいつも一緒にいましたね。 食堂でも野…

１１月の満月の日、水に感謝する仏教の行事、ロイカトーンのお祭りがある。 バナナの葉と花で飾った灯籠を水に流し、空にはペーパーで作ったバルーンを放つ。少し涼しくなった夜空にバルーンの星が昇っていくさまはとてもロマンチックだ。ーーー願いごとが叶…

３年生の「日本文化と社会」の科目で前期の最後を飾るため「江戸時代」をテーマに選んだ。 今まで、日本文化について、風習、行事、食事、俳句などを教えてきたが、日本独特の文化は江戸時代に開花したものだ。そんなわけで、江戸時代について授業をすること…

秋の夜長、お隣りのチャールズと「指輪物語」や「ゲド戦記」のファンタジー小説の話をしていたら、「『Out of the silent planet」が面白いから、ぜひ読んで！」と勧められた。 「英語でしょう？」と尻込みしているのに、さっそくダウンロードしてくれて、コ…

ネパールで、悪天候によりトレッカーが亡くなったという現地ニュースが届き、この時期、毎年写真撮影に出かけている山友を心配していた。 それが、昨日無事に帰国したとのメールが届き、心底ほっとした。 山に入れ込んでいた１０年間に何人かの山友を失った…