本の出版

山旅の紀行文を北海道新聞出版部から出す事に決まった。
ド素人が山に目覚め、世界のてっぺんに立ったことの記録である。もう山は止めるとこぼしながら、山の魅力に取り憑かれた10年間の道程でもある。
しかし、山の感動を文字に変換することは難しく、どう表現したらぴったりと当てはまるのだろう、とパソコンの活字とにらめっこする数年だった。
それはもう、エベレストに登るよりしんどい作業だった。あきらめずに続けるうちに、
少しづづ事は進んで、今週は本のデザイナーさんに会う事になっている。
自分の本が本屋に並ぶなんて、夢のまた夢のような気がしていたのに、なんともふしぎな感じがする。たぶん、本屋で目にしても、ほんとかしらん、と思うかも。