カオパンサー(キャンドル・フェステバル)

 15日は公休でカオパンサーのお祭り。ろうそくを立て豪華に飾り付けをした山車が町をパレードする。生徒たちは仮装し、またタイの伝統的な踊りを踊りながら町を練り歩く。
 朝から生徒たちは仮装の準備や、タイ舞踊のための着付けやお化粧をするやら、とても忙しそう。音楽部はドラムのビートを賑やかに打ち鳴らしている。
 昨年はうだるような暑さで参加するのが大変だったが、今年は昨夜大雨が降ったので涼しくてちょうどいいかも、と思っていたらケスから電話が入り、「今、何処?インもマキも見えないよ」と言う。「あはははは、わたしは家にいるよ。今日の夜行バスで発つから忙しい」と言うと「他の先生たちも見かけないけど?」「みんな、連休だから他に遊びに行ったよ」というと俺も帰ると、なにやら不満そう。
 大型ザックに要らない本など詰めたらやたらと重くなった。もしかして来年は日本かも知れないと思い、本棚や衣類を整理した。
バス停にいくと、フィリピン教師のリサがいた。毎週バンコクの語学センターと教会で英語を教えているそうだ。既に休みに入っているのでバスはガラガラ、予定よりも1時間も早くバンコクに到着した。
 リサがタクシー代を節約しないさい、とバスの乗り方を教えてくれて、空港近くのショッピングモールまでバスで移動。そこからタクシーで空港に無事到着。リサのお陰で100B節約出来た。
 旅は道ずれ、というけど、長い夜行バスもリサとおしゃべりしていたら、あっという間にバンコクに着いた。子供を母に託し、あちこちで教師をしているリサの話は面白い。国で仕事に就けないって大変だと思った。