「国際交流基金」セミナー in BKK


 週末、バンコク国際交流基金、「初級から話す力を伸ばす」のセミナーがあり、参加した。
ワークショップ形式のセミナーで参加者が各課の基本文法を基準に教案をデザインし、他のグループはそれについての問題点を述べる。さらに翌日、その教案のための基本練習から応用練習までに発展させるというもの。


 当日の朝、夜行バスで到着し、眠いところに、ワークレベルが高くて頭が回らんかった。
50人ほどの参加者の殆どが若者で、熱心に日本語教育に取り組んでいる姿が、頼もしい。
 一緒にグループワークした若い女性は、大学院で日本語を専攻し、実績を積むためにいまバンコクの大学で教えているとか。もう一人の彼女は愛知県の田舎からいきなりバンコクの大学に入学、タイ語で授業を受けたそう。言葉のストレスで大変だったけど仕送りしてもらっているのでなんとか頑張り、タイ語でケンカができるようになったとか。2年目からは友人ができてみんなに助けてもらって無事卒業したそうだ。
 ーーーお二人とも、若いのにしっかりした考えを持っていて、「偉い!」の一言につきる。


 2日間のセミナーを終えて、
「わあ、しんどかった〜!みんな、こんな細かな教案をつくっているんだろうか....」と馴染みの友人にボヤいた。
「いやぁ〜、やってないわ。でもセミナーは大切よ!ひとりよがりになるから」
「ほんとね、お山の大将の日本語教師が多いね〜」と納得しました。
 ーーーいいこと言うね!