スーパーポジティヴ・ウーマン

 日本語教師として、タジキスタンに赴任する若者を励ましていたら、「スーパーポジティヴ・ウーマンだよね〜!」という言葉が返ってきて、笑ってしまった。


 そうなんさ、おめでたいというか、何事も良い方にしかとらないからメゲることがない。凹んでもすぐ戻るブリキのおもちゃのようだ。昔は嫌味を言われてもわからんかったね。もしかして、さっきのは嫌味?と気がついてもすでに事は過ぎている。そのうち嫌味も言われなくなった。



 来週から、日本語教室がリメイクされるそうで、勉強する教室がない。
タイ人の先生に教室の整備か、替わりの教室を用意してくれるように頼んでも音沙汰なし。今日また、教室の前に貼ってあるスケージュール表をチェックして歩いたが、空き教室がない。日本語教室もすでに整理されている。



 ん.......。どうしょうと思いながら、日本語教室の鍵を持ち帰った。ーーーあしたの朝、また鍵がなかったら大変だ。
まず、空間を確保することが大切だわね。いざ、という場合、日本語教室で床に座って授業すればいい。ま、廊下っていう手もあるけど.....。まったく、大学なのに寺小屋みたいだわ。