ドキュメンタリー「ホロコースト生存者の証言」

 ドキュメンタリー「ホロコースト生存者の証言」を見た。
この夏、カナダ大陸横断旅の途中で、ワシントンDC のホロコースト・メモリアルミュージアムに寄った。これは、そこで製作されたドキメンタリーだった。


 『ーーー大切なのは物やお金ではなく、親切な言葉や人との関わり合いが大切です。”こんなひと関係ない”と考えてはなりません。関わらなければなりません。でないと、同じことが再び起こります。どんな素晴らしい国でも、ほんの一握りの人間がうわさを広めるだけで、全てが崩壊してしまうのです....』と語った生存者の言葉が重く心に残る。


 人の尊厳とはなんなのか、恐ろしいとか、おぞましいとかを通り越して、ああ、わたしが今、自分の生命を維持できるのは平和だからなんだと思う。
 1945年、終戦とともに解放され、命を得た人々の証言は衝撃だった。


 イスラエルの「イデッシュの母」の歌は哀しい旋律で、声の美しさに背中がざわっとした。

 

ホロコースト生存者の証言」https://youtu.be/Z2oypC1aL0U