日本の食文化


 
 先週は「日本のお正月」についての授業だったので、今日はその続きの「日本の食文化」についての授業をした。
日常の「ケの食事」と特別な日の「ハレの食事」。そして、和食の基本を説明する。


 お正月料理の写真を見せると「わぁ〜!」と歓声があがった。「日本人は毎日、寿司を食べてると思われてるけれど、ちがいます。ふつうの食事はこれ!」と、一汁三菜の食事を紹介した。
 主食と副食。主菜の動物性たんぱく質は魚からとり、副菜は大豆、野菜、海藻など、海幸&山幸で栄養のバランスがいいので、和食は世界的なブームになっていると教える。



 走り、旬、なごりの言葉を説明し、また、器をいくつか並べ、食材の色どりを考え、美しく盛り合わせるもの特徴だ。四季のめぐみを器にのせて、季節を愛でるのも日本の食文化のひとつ。
 青森に留学していたパヌ君に説明の補助をしてもらいながら、生徒もわたしも楽しめた授業だった。
 ーーーまあ、美味しいものを食べると簡単に幸せになれるし....食べることは楽しいからね! 



 そのあとで、我が家のハレとケの食事をパワーポイントで紹介した。
帰国中は、スペインからの友人やタイの知人、また美味しいもの好きの友人とテーブルを囲むことが多い。気合いを入れてピザを焼いたり、ケーキを焼いたりで、いつもいそいそとキッチンに立っている。
「どう、いいでしょう? みんなも遊びにきてね!」と締めくくる。 
 おまけに人形付き箸入れの工作をし、みんなで記念撮影。いい笑顔でした!



 余談だけど、日本は世界中の美味しい料理が食べられる国だ。
日本人は他国文化を取り入れるのが上手で、それをよりよきものに変える才能がある。料理もしかり、より美味しくと努力する。時に、オリジナルの国よりも素晴らしい料理ができるのだ。
 ーーー味覚がいいのかな、おもしろいと思う。