留学生パヌ君の報告


 日本へ留学していたパヌ君が大学に戻ったので、報告をしてもらった。彼は日本政府が応募した留学生に合格し、青森県の大学で1年半を過ごした。
 タイ人は寒がりが多いので、東北の寒さは大変だったことだろうと思ったら、意外と風邪も引かず元気に過ごしたという。



 青森県は独特の文化があるので、彼に地方の文化を紹介してもらう。
一番の驚きは雪だったようで、タイの生徒達は楽しそうに雪だるまと記念撮影していた。
そして、有名な「ねぶた祭り」。体育館で踊りの練習をして参加したとのこと。それ以外に三内丸山遺跡弘前城の桜祭り、十和田湖、京都などを見学し、本当に楽しい経験だったようだ。



 「日本語は上達しましたか?」と尋ねると、コミニュケーションは英語だったので、あまり上達していないとのことだった。それにタイ人の留学生が20人いて、集まるとタイ語になってしまうとのことだった。
 「日本人の友人はできましたか?」との質問に、友だちになっても、日本人は壁があるように思う、とのことだった。「日本人の学生は英語の読み書きはできるけど、話すのは苦手な人が多いからね」と答えたけど、欧米人とアジア人とではリアクションが違うのかな?と不思議に思いました。


 3年生は「日本に行きたい!絶対行く!」と強く思っている生徒が多いので、興味しんしんでしたね。