マッキンリー遭難

 朝、友人からのスカイプで、北アメリカの最高峰、マッキンリーで雪崩に巻き込まれ4人が亡くなったことを知った。
先日観た山岳映画のワンシーンを思い出した。下山中に雪崩に巻き込まれクレパスに落ち、そこから脱出する。最終的には恋人の遺体を探しに来たクライマーが、若者を助けるために自ら確保していたロープを切り、クレパスの底に落ちて行く。
 今回の雪崩では、メンバーの一人がクレパスからバイルを使い自力で生還したという。まるで映画のシーンのようだ。

 マッキンリーの雪崩は標高3000mの地点で起こったそうだ。すると4200mのベースキャンプ前の氷河で起こったことになる。わたしは三度もトライしたので地形を鮮明に思い浮かべることができる。どこだろう、ルース氷河のドンづまりの登りに入ったところだろうか。普段は雪崩が起こるような場所ではなかったというから、山は侮れない。
 

 若い山仲間が今シーズンにマキッンリーにトライしている。無事に登頂できたことを祈っている。


http://www.asahi.com/national/update/0618/TKY201206180001.html
http://www.asahi.com/national/update/0619/TKY201206190216.html