出題ミス?


 図学の課題がどうしてもわからないので教授に聞きに行った。
6時間も考えても考えつかないから、と説明を求めると、なんとしたことか出題ミスだという。以前の生徒に出した間違い探しの問題だったそうな。よくありますとのこと。間違い平面図を「立体図にしなさい」というから解けなかったのだ。それに、よくあっては困るじゃん!ーーーもう、時間を返せ!と言いたいわ。


 誰も解けなかった問題をメディアの男子だけが、「問題がおかしい!」と言った。頭っから、マニヤックな先生が間違った問題を出すわけなない、と思っていて、みんなで頭を付き合わせて考えていたのだ。ーーー距離を置いて考えると、笑える。


 色彩学の課題は色弱者を考慮した色構成で「お祭り」と「クリスマス」を「折り紙を1センチ角に切って、マス目に貼り表現しなさい」、という指示でこれもテーブルを折り紙だらけにしながら、嫌な課題は早くやろうと夜中までかかって仕上げたら、追加の課題がきてガックリ。それも「自画像」だった。
 もう、うんざりして、1センチ角に切るのにはどういう意味があるのだろう?と思ってしまった。最後の課題は、「色弱者を考慮していないメディアを三つ探して、補正したものにする」というもの。ーーー地下鉄の中で、ポスターの写真を撮っていたら、怪しまれたわ。


 あれやら、これやらで疲れてきて、「もう、7月は実技以外は全部休みにしよう。何回まで休めるの?」と講師に聞くと、5回まで休めるそうだ。「そんなら、楽勝!」土曜日の実技以外まだ1回も休んでないからね。ーーー最悪の事態には休みにしましょう。