レポート課題


 前期の授業も半ばを過ぎてレポート課題が多くなった。
コンテンポラリーアート」の課題は、二つの展覧会を観て感想と授業で学んだことの時代考察を付け加えたレポートと現代アートの参考図書の読書感想と批評で、2000字。
「北海道の美術」は北海道における美術について述べよ、で4000字。今のところ、合計6000字のレポートを提出しなければならない。まだまだレポート課題は増えそうだ。


 レポートを書くには、テーマを決め、参考図書を集め、読んだ上で、どう展開するかを構築しなければならない。 もう、考えただけで疲れる。
うんざりしててもレポート課題が消えるわけでもなので、展覧会は「熊谷守一展」と「ブリジストン美術館展」、参考図書の批評は「5歳の子どもにできそうでできないアート」。北海道の美術館は「三岸好太郎と北海道の風土」に決め、図書館で本を検索し借りて、どう構築するか目処をつけた。段落を決め、それについてパソコンに打ち込んでいく作業を一日していたら、目が眩しくてしょぼしょぼしてきた。


 絵を勉強したくて入学したのに、座学が多くて嫌になる。
最悪は「図学」の授業で、CADで設計する時代にコンパスで円描いてて、どうすんのよ? わたしなんか先がないのに役立てようがないわ、とクサっている。

 そういえば、息子が小学生の頃そろばんを習っていて、いつも行くのを忘れるので怒ったら「お母さん、これからは計算機の時代だよ」と言った。「なるほど!そう だ」 とガッテンし、そろばんは我が家から消えた。


 図学の課題はというと、マニヤックに進める授業がさっぱりわからんので、Youtubeで検索して再勉強。中学の技術の勉強をすることになり、夜中の1時まで考えても解けない捻った問題に、頭にきた。学校に持って行って、おしゃべり男子に聞いても解けない。
 最後の手段で、CADで機械設計をしている弟にラインを入れた。さて、木曜日までに解けるかどうか?