銅版画


 いよいよ銅版画に取り組むことになった。
昔、銅版画家の大井戸百合子さんのアトリエに伺ったころがあり、それ以来、小さな絵に広げられる緻密な世界が好きになった。


 初日は銅板をカットし、鏡のようになるまで磨きをかける。2日目は下絵作りでモチーフはオーロラ。下絵を銅板に転写し、ニードルで引っ掻いて腐蝕させ、インクを乗せてプレスし、絵が出来上がる。初めてなので具体的にどうするのかはわからない。一年生も同じことを言っていた。あと、3回の授業で作品が出来上がる。どんな風に仕上がるのか楽しみだ。