日本画


  講堂に簡易テーブルを並べて花のスケッチをしている。スケッチした花をいくつか組み合わせて構成をするとのこと。3時間の授業で描けるのは2枚。彩色にけっこう時間がかかる。 おしゃべり男子の一人と授業がかぶり楽しい授業になりそう。

 
 簡易テーブルを片付けていたら、ドアの溝にキャスターを引っ掛けて倒してしまった。ものすごい音に「大丈夫ですか?」と1年男子が寄ってきて、「大丈夫、美系男子は優しいね〜!」と感激。それを聞いていたおしゃべり男子。
 「介護、取ってますから」と茶化すので、「ったく〜!」と蹴りを入れる。おしゃべり男子は仲間がいないので口寂しそうだが、みな優しい若者たちでほろっとすることがしばしば。


 日本画と版画は1年生と一緒なので、また新しい仲間が出来て嬉しい。
版画は音威子府高校を卒業した若者がいて、本格的な彫刻刀や工具を持っていて手つきが頼もしい。わたしは彫刻刀を持つのは小学生以来で、消しゴムハンコ以来、さらに不器用な自分を発見。道具が使えない上に仕上がりを白黒3:7の割合にするのに難儀している。