パエリヤランチ

  旅友とひさびさ にパエリヤランチ。
何はなくても友との語らいは大事と、今日も朝から大忙し。青春は子供達の世代に移ったけどまだまだ余禄のある友人たちとの会話は楽しい。


 余震が続く最中「食材はあるの?」と心配され、「ある、ある心配しなさんな」頭をフル回転させ料理に励む。喜んで食べてくれればそれでよし。人生捨てたもんじゃないとしみじみと思う。


 台風と地震のなか日も絵の仲間とランチをした。絵の話はいくら話しても尽きることはなく、あっという間に夕方になってしまった。
 フィラディルフィアでも、ああでもないこうでもないと朝から晩まで絵の話ばかりしていた。もと美術教師や50人の生徒を持つ絵画教師なども参加していて、知識のありあまる生徒たちはケリー先生に長ーい質問を浴びせていたけど、わたしにはなにを言っているのかさっぱりわからず、アラスカの友人に聞くと「形容詞が多くてケリーもわかんないみたい」と言っていた。そういえば「もう一度、言って」と返してたわね。

 
 疑問、質問がてんこ盛りでも、絵のことなら一日話していても飽きないなんて、友人はいい仲間を持っていると思った。
仲間は大切よね。世界が広がるし、アドバイスもしてくれるから自分を客観的に見られる。自分は大したことないけど、いい友人を持っていることは自慢できるね。