二学期開始

 もう、絵の描けない大学は一学期で辞めようか、と悩んでいたが行くことにした。と、いってもまだ授業料を払い込んでいない。腑に落ちなかったら札幌美術学園(予備校)に戻ればいい、と思っている。
 日本画の講師に「そんな人はいないでしょう?」と言われ、アラスカの友人にそれを伝えたら「わたしは芸大を目指すことにしました!って言って戻ればいい」と言うので大笑い。



 絵は習って上手くなるもんじゃない、と熊谷守一も言っている。しかし、基本があったほうがいいと思うので入学したのだ。アカデミックな技法を教えている フィラディルフィアのアートスクール、「STUDIO INCAMMINATI」の生徒たちのモチベーションに感化され、地元でとことんやってみるのもいいだろうと思い、新しい気持ちで大学へ通うことにした。



 ところが、一日目に大学のアトリエにIpadを忘れてきた。どこに置いたか記憶にない。帰宅して家探ししてもない。翌朝、早朝に大学のアトリエに探しに行ったら、地震の点検のため「休講」の張り紙がしてあった。座学は教室を変更して授業するそうだが、実技科目はアトリエが使用できるかどうかは未定とのこと。ーーーえーっ、せっかくやる気になったのに....どうゆうこと?



 もう、こうなったら家で描くわ!と昨日運んだ油彩道具を自宅に持ち帰った。


at MoMA museum in NY