Galerie RAM in Niseko


 機織りの友人とニセコでランチ。
以前、ラム工房で機織りを習っていた友人たちと3年ぶりにニセコのアトリエを訪問した。機織りのお師匠さんは亡くなって久しいが、織り仲間と親しくつきあえるのは、亡くなったマリさんのお陰だと思う。


 心が広くて料理上手のマリさんはいつも美味しいご飯をご馳走してくれたし、お菓子のレシピを教えてくれたりして、アトリエに集まるのが楽しかった。 あんな風に生きられたら、と憧れるくらいに素敵な人だった。


 故・永六輔さんが『人は二度死ぬ』とおっしゃっていて、人は亡くなっても友人たちの心のなかに生きていて、その友人たちが亡くなり、話されることがなくなったときに初めて死ぬ、とのことだ。

 ほんとうにそう思う。わたしたちの暮らしのなかにまだマリさんは存在していて、いろんな意味で影響を受けている。油彩教室もマリさんの優しい意図があったのかも?と思う。



ラム工房 http://www.niseko-ram.com/pg148.html