日本民謡大会


 郊外で野菜作りをしている友人が踊りを始め、民謡の地区大会に誘われた。
「体育館は暑いから、手ぬぐいとうちわを持ってきて!」とのことで、手ぬぐいを首に巻き、自転車で街中の体育館に出かけた。


 踊りのお師匠さんが真ん中でお手本を示し、その次の輪が上手な生徒さんたち、そして一番外の輪が飛び入り参加の素人だ。ソーラン節から始まって、沖縄の民謡まで2時間踊ったら汗だくになった。


 お昼にお弁当をいただきながら、幼馴染の友人姉妹と田舎の話に花が咲いた。
村では、お盆には盆踊り大会が開かれ、お年寄りから子供まで輪になって踊り、大賑わいだった。その後も毎年、お墓まいりに帰省し、みんなで盆踊りを踊り、岩場でウニやアワビを採るのが夏のイベントだった。


 今、田舎の海は監視が厳しくて、ツブさえ拾うことができないという。イカやホッケも不漁でイカソーメンが食べられないそうだ。
 先日、貴重なホッケの切り込みをいただいたので三平汁を作ったら、懐かしい味で美味しかったわ〜!