第3回 さっぽろアートビーンズ展ー大丸藤井セントラル


 もと職場の同僚が出展しているというのでギャラリーを覗いた。
油彩は小品ながら重厚で存在感がある。どうしたら、こんなレトロな雰囲気になるのだろう?と近づいたり離れたりして眺めた。水彩は親しかった友人で、花の芯を大きく描き、3組の連作になっていて、柔らかいトーンが素敵だ。


 お二人ともNHKカルチャーセンターの講師をしている。
勤めていた時は絵を描いていることはしっていたけど、どんな表現をしているのかはわからなかったし、展示会の絵も眺めるだけで細かなデティールに気を止めることはなかった。


 自分がデッサンを始めてみて、同僚の凄さと表現方法、ものを見るセンスが違う、ということがわかった。
それにしても、周りに絵の先生がたくさんいて、なんて幸運なんだろう....と思う。最近知り合った絵の友人からキャンバスをいただき、「これは、がんばらねば!」と思いを新たにする。