機織り


 機織りを再開。
絵織りの注文があり、木枠でネパールの鶏を織った。久しぶりに押し入れから羊の原毛を引っ張り出し、染めた糸を手に絡めて、ようこんな面倒くさいことをしていたなと思う。


 羊の原毛を洗い、カードでほぐし、糸車を回し糸にする。草木で染めて干し、整経して機にかけるのだけど、一本づつ筬を通しペダルとタイアップしなければならない。とても根気がいる作業だ。織る楽しみは織りの工程のなかの20%くらいだ。


 これから楽しむとしたら、羊毛や裂き織り、絵織りだろう。まあ、ぼちぼち、ゆっくり始めよう。