アッシーちゃん


 可愛いアッシーちゃんが出来た。
昨日の午後、「わたしは、かいものがあります。Maki 先生行きたいですか」と電話をくれた。
 彼女は街中に住んでいるのに、わざわざ大学の近くにある大型スーパーに行くというのは、買い物の足がなくなったわたしを心配してくれているのだ。


 それでバイクの後ろに乗って、郊外にあるMacroへ。
ここは小売業者やレストランのオーナーがピックアップトラックで買い物にくるスーパーで、大型カートに2、3台てんこ盛りにしてレジに並ぶ。
 わたしは一人分なので買い物かごだけだが、果物も肉も新鮮だし、それにめんつゆ、みりん、寿司酢などが手に入るので月に一度はここで買い物をしている。


 先週、お隣さんが水を買いにいくのに便乗させてもらったので、食料は間に合っていたのだけど、彼女からおじいちゃん農園で採れた「シュガーアップル」をいただいたので、お礼にお好み焼きを作ってあげることにした。


 作り方を教えながら、ホットプレートで焼いて、二人で熱々のお好み焼きを食べた。彼女は嬉しそうにおじいちゃんへのお土産をバイクのハンドルにかけて帰った。ーーーお年寄りを大切にする国っていいね。



シュガーアップル:砂糖をまぶしたような白い果肉で甘い