台風友達国
フィリピンは台風友達国で、いつもフィリピン沖で発生した台風がフィリピンに上陸してから日本に向かう。
お隣さんのミックが「今回の台風は大きい」とか「バナナの被害が出てる」というと、それからルートをチェックして、「北海道は日本の北だから、台風が着く頃はヨレヨレでね、大した被害はないのよ」と言っていたのが、事情が違ってきた。
地球温暖化のせいなのか、発生する場所が日本に近い。台風８号から始まって１０号、１１号と東北、北海道に被害をもたらし、特に台風１１号は衰えもせずに上陸し、局地的な大雨になったそうだ。
丁度、東京の山ガールが大雪山銀座通りの縦走を計画していて、黒岳は登ったけれど、旭岳のロープウェイが止まったとのことで計画を取りやめて下山したそう。ーーー正解でしたね。大雪連峰で台風に直撃されたら、息もできず即低体温症になるだろう。
タイは台風も地震もないので、いい国だと思う。
台風の通り道であり、地震国であり、災害国である日本で、原発を再稼働させてどうすんの？ と思う。南海トラフ地震が起こったら、日本は小さな島国なんだから住むところなんかなくなるわ......。
１週間前のイタリアの地震災害で３００人近くの人が亡くなり、地中海では難民のボートが転覆し、年に５０００人もの人が亡くなっている。そして、毎日のようにテロが起こり市民が犠牲になる。
ーーー歴史は繰り返す、というけど過去にこんな歴史はあったんだろうか。それとも繰り返すのはこれからなのか....。
