桃屋お送りしました。


 ラジオ番組「誰かとどこかで」のパーソナリティー永六輔さんが亡くなった。ひとつの世代が終わったような寂しさがある。
当時3歳だった息子が、「お母さんの好きなもの。風と自転車とーーー桃屋お送りしました!」と言っていた。
 毎週、永さんの軽やかなトークを楽しみにしていて、「7円の旅」(当初、ハガキは7円だった)に投稿したり、投稿した詩が本に掲載されたりした。永六輔さんのサイン本が送られてきたことを思い出した。



 あれれ、あの本はどこだろう? と探したが見つからない。本はバッサリ処分したからね....。
息子が6歳になって仕事を始め、番組を聞くことはなくなったけれど、今も風と自転車が好きなのはかわらない。息子が大学に入ってから自転車は250ccのオフロードバイクに変わったが、それは風を感じるのが好きだったから。



 いま、また自転車に乗るようになって、毎日がなんだか楽しい。
自転車って、すぐ止まれて道草できるのがいいんだよね。バイクじゃそうはいかない、目的地までまっすぐに行ってしまう。


 というわけで、少しづつ足を伸ばして、爽やかな北海道を楽しんでいます。