Happy hand


エドが動物保護の「Fundacion Yelcho」を立ち上げ、ボランティア活動をしていて、近郊都市で開かれたハッピーハンドのグループ活動に参加した。


それぞれ、象の保護、途上国の教育、ハンディキャップの手助けの活動に携わっている人達が集まり、状況を知ってもらう。
エドは毎週土曜日にワークショプを開き、絵本を配布したり、動物のバッチをプレゼントしたりしながら、捨てられるペットの保護や貴重な動物の保護のために資金を募っている。


他のブースはバッチや小さなグッズを販売しているのだが、エドのブースはフリー。
「いくら?」と聞かれて「フリーよ」というと、あれもこれもと、いくつもバッチを欲しがる。
子供が手に5、6個バッチを握りしめているのに親は何も言わない。「もう、終わり」と言うと、親は黙って子供の手を取って離れた。誰も「ありがとう」と言わないんだよね。
ーーーなんだかなあ……と思う。