パエリヤ in バレンシア


パエリヤはバレンシアが本場だ。地中海に面しているので海産物が豊富な上に、お米を作っていて、丸くて小さい粘りが少ないお米はパエリヤにぴったりなのだ。パエリヤは、コミュケーションのための料理だそうで、週に一度、家族が集まり、庭でパエリヤパンを囲むんだそうだ。 ーーー話好きのスペイン人にぴったりだと思う。


エド のお父さんはパエリヤにはうるさいそうで、日本からパエリヤを食べに来たと言うので、大張り切りだ。裏庭のパエリヤ専用のコンロの前で長々と講釈をたれる。
材料の説明から始まって、スパイスが重要なのだと、数種類のスパイスを見せてくれた。ドライトマトのような風味のスパイスとサフラン、トマトとオリーブオイル、そしてスープストックを使う。米1キロに対して、4パックのスープストックを入れた。


手順を見ながら、ワインを片手に待つこと30分。美味しいパエリヤが出来た。先日、レストランで食べたパエリヤより数段美味しくて、感激です。


本日のワインはバレンシア産の白で、フルーティで爽やか、レモンの香りがしてイベリコ豚にぴったし!
イベリコ豚豚はドングリだけを食べさせるそうで、ナッツの風味なんとも素晴らしい。ーーーこんなの初めて食べたわ〜!


エドのお母さんに「土器を描いている」と言ったら、スペインの古い陶器を見せてくれて、「持って行きなさい!」とあれこれと包んでくれたがすごく重い……どないしよう。
ーーー明るくて陽気なスペインのお母さんに乾杯です!


帰国した暁にはパエリヤの腕はバッチリです。お楽しみにね!