美術館巡り


 ワシントンDCは莫大な展示を誇るスミソニアン美術館があり、一度訪れたことがある。
ここが素晴らしいのは、世界最大の博物館の集合体があることで、スミソニアン協会は、16の多種類の建物と公園の集りだ。それらのうち11の建物は、国会議事堂とワシントン・モニュメントの間のダウンタウンにあり、広大な広場に建ち並んでいる。
 もっと素晴らしいのは、ほとんどの入場料がフリーだということ。民間の寄付によって運営されているとのことだ。



 今回はホロコースト博物館、国立航空宇宙博物館(Air and Space Museum)、国立アメリカ歴史博物館(National Museum of American History)、そして国立自然博物館(National Museum of Natural History)、国立アフリカ美術館(National Museum of African Art)を見学した。



 一番の収穫はNational Museum of African Artで、特別展があることをラジオで知った。
それで、アートには興味なさそうな旅の相棒を誘ったら、目指したアフリカン・アート美術館は2016年のオープンだそうで、建物を間違えた。
興味のない相棒は不機嫌になり、「困ったな。途中にあるスミソニアンに入っちゃおうか...」と思いながらも引き返し、目的の美術館に着いた。


 ところが、これが素晴らしかった!
土器やお面は考古学に通じるものがあり、興味をそそる。人類の起源はアフリカといわれているから、共通するものが残っているのかもしれない。
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 アートに興味のない相棒の機嫌もなおり、ほっとした。