ピースボート


 以前、友人に「ピースボート乗らない?」と誘われて、「そんなお金があったら山に登るわ」と言っていたが、最近、ピースボートがちょっと気になっている。昨年の夏に乗った友人が「120%くらい良かった!」と言うのだ。ーーーほんとかしら?



 アラスカのヘインズに滞在したことがあり、週に一度、ビルディングのような豪華客船が寄港していた。ーーー地元住民はスカイスクレーパー(高層ビル)と呼んでいましたね。
 「寄港を、週に二度にする」との議会案に住民は猛反対だった。「海が汚れる」「騒々しくなる」とのことだ。
寄港した日、小さな町は観光客で賑わったが、収入源より環境汚染を問題にしていることに共感を覚えた。

 それと、観光客を見ていて、団体で行動して面白いんかな? 船って閉塞感はないのかな? お年寄りばっかだったし、同じ国の同じ世代ばかりじゃつまんないね、と思った。



 ピースボートは3分の1が若者の乗船だそうだ。ボランティア・スタッフに申し込むと割引になるシステムらしい。シニアボランティアって、ないのかしら? と探していたら、講師はタダで乗れるそう。
 ーーーそれって、いいんじゃない?と条件を見たら、英語TOEIC900点、日本語検定1級、その他インストラクターの資格があるものと、条件が厳しくて該当するものはなし。


 ヨーロッパとか北アフリカとか、主だった国は一人旅したし、もし行くとしたら、南アフリカケープタウンとかイースター島リオデジャネイロを廻る南半球がいいかも? どれどれ、と費用を見ると、4人部屋の窓無しで130万とか。「わぁ、高!」観光はすべてオプションだから、300万はするだろう。2人部屋窓ありだと、もっとするわね.......かなわん!


 山だと平気で100万単位のお金を費やしていたけど、平地にいるとケチになる。タイの生徒じゃないけど、「お金を拾ったときは旅行します」だね。