「お化けがあります!」ーープレゼンテーション


 「メディア」の授業で、手始めに地元、シーサケットやラジャバット大学をトピックにした。
「日本語でプレゼンテーション?」と少しばかりビビっているので、知っている事の方が取り組み易いだろうと思ったからだ。


 それで、テーマを決めて、A4の用紙8等分に折ったものを2枚用意し、用紙の左には写真を右に説明文を書くように指示した。
写真8枚にストーリー制を持たせることと、出だしのインパクトと最後のまとめが大事!と力説。観客は誰をターゲットにしているかも重要なんだ、と教える。


 すると、「おばけがあります!」をトピックに選んだ男子グループが......。
「えっ!どこに?」と聞くと、日本語教室の裏手の森の中だそうだ。「え〜?ほんとう?どんなおばけ?」
とタイの生徒なみに興味津々。ーーー恐いくせに見てみたい気持ちが良くわかる。


 夜、お化けがお出ましになるのを待って、ビデオに収めてプレゼンをすると言っている。
「え〜?、だいじょうぶ?」と言ったものの、実は、超〜楽しみ!

 ついでに、「お化けはね『います/あります』ではなくて『出ます』の方が恐さが表現できます」と説明した。