入学試験 シーサケット・ラジャバッド大学


 朝、出勤簿にサインしに行ったら、学内に乗用車と大型バスで溢れていて賑やかだ。
いったい何事?と思ったら、入学試験だそうだ。



 両親と来ている生徒が多い。朝から夕方までトラックの上で子供を待っている。
農家を営んでいる親御さんは、子供を大学へ進学させるのがステータスなのだと思う。ピックアップカーの荷台で両親とお昼ご飯を食べていた。なんだか微笑ましい。


 わたしの時代は母親に付き添ってもらった小学校入学以来、中学、高校と入学も卒業式も一人だった。
自分の子供は高校まで出席したけど、いまどきの子供は大学の入・卒はもちろん、入社式まで両親がつきそうとか? 信じらんない、と思うが親心はどこの国でも同じなんでしょうね。