人生をフレシキブルに!


 先月、医療関係で働く方々に「人生をフレシキブルに!」というタイトルで山の講演会をした。
医療や福祉の現場ではシステムの改正があり、とくに介護の拘わるスタッフは大変な毎日を過ごしているとのことで、日常とかけ離れた山の写真やスピーチが明日の活力になれば、というお話だった。
ーーいいのかなあ、山の話で、と思ったがリフレッシュは必要かも、と引き受けた。


 作図の仕事で、ここひと月は机にフィックス状態で、伸びた髪をクリップで留め首にタオルを巻いて頑張っていた。柔軟にどころか、本人は固まっていたのだ。
 前日は仕事を途中で切り上げ、美容室探しにおおわらわ。今時の美容室は予約がないとカットしてくれない。なんとかご近所さんの美容室にお願いして髪を整えてもらった。
 翌日は頭から土器を追い出して、スピーチの練習。録音して聞き直し、あのう..., それが....などのよけいな接続詞をなくした。タイムスケージュルを見ながら、予定内の時間に終わるよう写真についてのコメントも調整した。なんとかなるかな?


 夕方からが本番。ホテルの会場には500名の方が集まってくださり、最高に緊張しましたよ。
医療関係で働く息子も出席していて、朝からドキドキだったとのこと。余計な心配をさせてしまいましたね。
 担当のスタッフとの打ち合わせが良かったのでなんとか無事に終了したが、翌日は緊張から解放されダウンし、おチビちゃんの運動会は眠さとの戦いで、終了後のファミレスのシートではとうとう寝てしまいましたね。

 なんとも、はらはら綱渡りの日々でした。