北の縄文展


 先週末に開催された「北の縄文展」に出かけた。
南茅部で出土した空中土偶を見てないなあ、レプリカでもいいからと見に行きました。
ーー素晴らしい!日本人の器用さって、縄文時代から受け継がれたんじゃないの?と思いました。



 超めんどくさい作図の仕事でてんやわんやしてるなか、山の講演会やチビちゃんの運動会もあって、何してるんだか分からない状態でしたね。
 毎日15時間労働で、鉛筆を持つ手がしびれてきて目をつぶると縄文の残像が現れた。「これ、やばいかも?」と焦りながら、先ほどで終わってやれやれでござんした。



 しかし、ちょっと考えましたね。
「もし、あと1週間しか生きられないとしたら、この仕事するかな?」ってね。
ーーやっぱ仕事は断るわね。縄文の粒々を新聞半面に描き込むなんぞ無意味なことをしてないで、家族や友人に会ってたのしいひとときを過ごすわね。美しい音楽を聴いたり、美味しいものを作ったりしてさ......。


 まっ、終わればけろっとして、これでタイ行きのチケットも買えるし、来春はネパールにも行けるかも?とわくわくな気分。
ーー懲りないねえ。これは一生治らないかも。