山菜採り 第2弾


 週の初め、お師匠さんに山菜採りに誘われました。

お師匠さんのタイ友もやってきて、いつもの現場にご出勤です。上空ではバラバラと自衛隊のヘリが飛び、ドンパチと銃弾の音が物々しい。
「あれ、空砲だよね?」なんだか気分が落ち着かない。演習をしている自衛隊員だって、この度の集団的自衛権は心配だろうね、と思ってしまった。


 タイ友は昔、山男だったそうだが、山菜採りは初めてとのことで興味しんしん。お師匠さんからアズキナの講釈を承っています。
「葉っぱ3ケがエンレイソウでアズキナの葉っぱは互い違いになってるから....」
「そうそう、山屋はピークしか興味ないもんね」と納得。ピーク、ピークと鳴く鳥山屋って言われてましたね。


 お天気も良く、お師匠さんの奥さまが持たせてくれたおにぎりをほうばっていると、スーパーのカゴにウドを沢山入れた二人連れが通った。腰にはナタ、帆前掛けもバッチリ決まり見るからに玄人っぽい。
「え〜!すご〜い、どのへんにウドがあるの?写真撮らせてもらっていい?」と自分が見つけたような顔でウドを抱えて玄人おじさんに写真を撮ってもらいました。タイ友も「僕も!」とデジカメを出し、立派なウドを持って撮影会。
 ........すんません、足止めさせて。素人ってことをご披露しちゃったわね。


 その日の収穫はアズキナはもちろん、笹タケノコ、ワラビ、蕗、たらの芽とウド、ヨモギも積んで大満足の山菜採りでした。