小林俊哉 展 3/22~5/31 in クロスホテル札幌

 友人の弟さんの展示会に出かけた。
はっきりした色合いが心地良い作品で、ドイツで学んだ経歴があると聞いていた。いまはドイツやスイスで作品を展示することが多いとか。
 久しぶりに会う友人に、「自転車で来たら、お腹すいた。まずはアートよりもランチにしましょう!」とロビー併設のレストランに入ったら、そこにも作品が......「わあ〜、すてきでしょう!」それも、貸し切り状態。
 野菜たっぷりのランチが美味しいんですよ。なんと1050円でスープ&デザートまで付いていました。



 近況報告のあと、いつまで働くかが話題になりました。「まだ元気だからね、日本語教師は70歳まではできそう」とわたし。
彼女は自分のしたい事が見つからないらしく、時間数を減らして今年も仕事を続ける事にしたとか。好きな本を読む暮らしも捨てがたいけれど、と話していた。
 「あのさ、年取ったら目が弱くなって字を読むのが億劫になるから、読みたい本は今読みな...」と提案した。



 昨年会った高校時代の友人は習い事でびっしりと週のスケージュルが埋まっていたが、周りはしたい事がないから働くという人が多い。いいなあ、したいことが山ほどあっても仕事をしなければならないのが実情だ。どうせなら面白い仕事がいい、と日本語教師を選択した次第。



 年金の手続きに社会保険事務所へ行ったら、年金の支給を遅らせると利息が8%ほどになるから、ぜひ据え置くようにと勧められた。
「あら? お金がなくて、どうやって暮らすの?」とつい言ってしまいましたよ。わたしのお金でしょうが。
「いつまで元気なのかわからないから、使わせて頂きます」と支給の手続きをいたしました。



 そして、15日の支給日。ATMに並んで支給額をチェックしたら、全く増額されていません。即、日本年金機構に問い合わせたらば、増額は4月からなのでその分が支給されるのは6月だとか。やれやれ、もう増額を当てにして、使い込んでしまいましたよ。



 そうそう、今日はアートを見に来たのでした。世知辛い世の中にこそ芸術は必要なのです。



小林俊哉 展 http://crossmet.jp/sapporo/art-design/