世界遺産の町バース観光

 ローマ時代に温泉の町として栄えたバースに出かけた。
朝は小雨だったのに、列車に乗っている間に爽やかに晴れ上がり、若草色の絨毯に水仙の黄色が目にやさしい。
 途中、車窓からの眺めた風景はイギリスらしいなだらかな田園が続き、絵画を見ているようだった。芽吹き始めた樹々のうっすらとした緑の中、たおやかに流れる川面に競技用のボートが浮かぶ。ーどこかでこんな絵をみたような.....。



 バースは人口17万の小さな町で、徒歩で観光ができる。
煙ったようなピンクの建物が美しい。イタリアのベローナの石積みに似ている。
 ローマ時代の大浴場を見学し、迷いながら小路のなかの小さなショップを覗いて歩いた。NHKの「世界街歩き」のように、あれれ?と言いながら、ゆったりとした時間を過ごしましたよ。
 いいわあ......イギリス。