CELT 語学学校


 午前中はCELT 語学学校に通っている。
クラスは同じセミナーの学生2人とわたし、フランス人、ロシア人の5名。教師は英語を教えて3年目になるという同年代のパム先生。


 クラスのレベル分けは文法問題で数枚の問題用紙があり、問題をクリアするごとに難しくなっていく。ロシアの学生は1枚目で終わり、フランスの若者とわたしたちは2枚目でダウン。一人だけ文法に強いセミナーの学生がいて3枚目にトライできた。


 というわけで、プレイスメントテストを受けた仲間が同じクラスになった。
ロシアからの若者は工学部の学生で科学の分野に詳しく、文法が出来なくても会話には不自由しない。フランス人の若者も小学生から英語の教科があるそうでベラペラ話す。反対に日本の学生は文法は知っているが話すことができない。



 授業は教科書に添ったもので、一人の教師が読み書きと文法、スピーキングを3時間半受け持つ。
文章を読んで問題を一緒に解いて行く。語彙の説明に1時間をかけ、そのあとで要約、プリントの問題をし、文法を教える。文法が中心になっていて、ほとんど教師が話していて退屈に思う。
 結局、語彙がわからない若者達と教師だけがしゃべっていて、日本人学生はシーンとした状態。わたしは語彙はわかるので、文法を質問するが、なぜ間違いなのかを説明してくれない。



 はあ〜、語学学校は教師の資質がものをいう。
これから日本語教師セミナーでタスクベース・ラーニング・ティチーング(TBLT)を学ぶ。教科書に添ったパターン練習ではなく、コミュケーションを通して学ぶというもの。
 カーディフ大学の日本語専攻の学生たちを見ていると、その方法がいかに言語習得に有効かということがわかる。有意義な講義になりそうだ。