三崎かおる 個展


 福島に住む友人の個展が始まる。
絵描きの友人は長いこと北海道に住んでいたが、広いアトリエがほしいと洞爺村から福島県に引っ越した。終の住処は温かいところがいいという希望でもあった。
 ところが、311の大震災で福島は原発が破壊し大変なことになり、一時避難した。幸い住んでいるところは内陸なので放射能汚染はそれほどではなく生活には支障がないようだ。

 数年おきに個展を開いているが、油彩抽象からコラージュに変わった。いままで布などを使っていたが、311以来は金属を使っているという。表現者として、311を題材にしたという。作品を楽しみにしている。



 6月14日から、真駒内のギャラリー「kamokamo」で開かれる。自然を背景にしたすてきなギャラリーですので、ぜひ足を運んでください。16日(日)午後3時からアーチストトークショーがあります。