77歳の手習い


 山仲間の一人が機織りを始め、また新たに糸紡ぎに挑戦している。
なんと彼は77歳で、1年程前に脳梗塞になり再起不能か?と思われたのに不死鳥のように甦った。
絵も描くし、編み物は複雑な模様を得意とし、すばらしいセーターを編み上げる。
 2年前に始めた機織りは平織りから始まって、今は複雑な組織織りをしている。ほとんど独学でパソコンで組織図を作り、オリジナルな文様を織っている。ときには英語の原書を読み解きながらレベルアップに力を入れているとのこと。いやはや、人間の秘めた才能と可能性に驚きです。


 昨夜は、山仲間のためにおでんとビーフシチューを作ってくださった。男子厨房に入らず、なんてことはまったくなく、料理もお手のものです。なんだろうねぇ、あたまが柔らかいんですね。魅力があるから人が集まり、いつものことながら楽しい宴でしたよ。