持ち寄りパーティ


 同郷の友人が連休に実家へ行ってきたからと連絡があり、恒例の持ち寄りランチパーティをした。
中学生からの友人は道南の実家に帰るたびに、わたしに海山幸を運んで来てくれる。一人暮らしのわたしを憂いて、タッパーにおかずをたんと入れ、両手に荷物を抱えてバスを乗り継いで来る。
 札幌の郊外に住む彼女の友人もまた、畑で採れた野菜や花をタンボールで運んでくれる。留守のときにはドアノブに花が下がっていたこともあり、団地暮らしには嬉しい。


 そんな友人たちが帰国をお祝いしてくれた。3人が3人ともお祝いのおこわを炊いてくれた。なんとも嬉しいじゃありませんか、ほろっとしました。そして、エベレストの報告会で知り合った友人は珍しいロシアのワインを持参。十数年ねかしたものとか。ほう、なんとも不思議な味わいで、数種類のくだものを発酵させたようなコクのある赤ワインです。


 今日のトピックスは、昨年退職した友人が生涯のパートナーを得たこと。一緒に暮らしたいと憧れていた人と恋が実ったのだという。なんとも奇跡のような66歳と70歳のカップルだ。なりそめや暮らし振りなど根掘り葉掘り聞き出し、興味津々。
 昼から晩までしゃべりまくって、彼女をお迎えに来たパートナーまで引き止めて、延々と10時過ぎまで話し込んでいました。

 う〜ん、すてきなカップルですよ。お二人に幸あれ!