スキー講習


 ヤイムアジアの語学研修に来札しているタイの高校生を連れて体験スキーに出かけた。
今日はお天気も良く温かいので手袋なしでも冷たくない。駐車場からロボットのようなスキー靴を履きスキーをかついでゲレンデに行くのが一苦労。足は踵からおろしてね、と歩きかたからの指導。

 雪の上に出て、準備体操をしてからスキーを履く。
「スキーは滑るからね、山に対して横だよ、横!」と縦横、右左を教えるがスキーを履いて斜面を登れない。スキーが勝手にスーッと後ろへ行ってしまう。
「よこ、よこ!エッジをたてて!」と大声を出す。2回ほど「いっち、に! ぬん、そん!」とかけ声をかけながら登りかたの練習。ボーゲンの練習をしたところで、初心者の練習スロープへ移動。
「じゃあ、よく見てね。スキーは、かたかたの「ハ」の字だよ、はひふへほの「は」だよ!」と一人づつの練習。スーっと滑ってうまい!うまい。バランスの取り方がとても上手だ。二人は真剣そのもの。
「もう、やめる?」と聞いたら、「もう、一回」とやめないので、気に入ったらしい。でも、車に乗ったら寝てしまいましたね。きっと、スキーの初体験は疲れたんだね。



 それにしても上手でした。わたしは30代になって始めてスキーをしたけれど、こんなにうまく滑れませんでしたよ。友人曰く「スポンジが水を吸うように日本語を憶えるんだよね」とのこと。いやはや若い人の能力って素晴らしい!