記録
記録するのには文章よりは写真がだんぜんリアリティがある。
東北大震災のツナミのあと、瓦礫の中から拾い上げられた写真は濁流にもまれてなお原型を留め、その写真に収められた笑顔は人々の涙を誘った。
デジカメではそうはいなかないだろう、プリントは水に弱い。素人ながらそう思っていたら、震災の記録を残しているカメラマンがいた。朝から、その写真を眺めていた。
記録に徹すると意味で、もう一人若いカメラマンがいて、そのブログも面白く読んだ。
彼女はル—ムシェアをしていた友人を撮っている。小説家志望の友人との暮らしの喜怒哀楽を記録していて、二人の等身大の正直さと、前向きさが伝わってきていい。午前中、この「アサヒカメラ」のブログを読んでいた。