ロングスティ


 タイは団塊の世代のロングスティが多い。日本企業が進出しいるバンコクの滞在者は5万人以上になると言う。日本の有名なレストランが出店し、日本食のスーパー、本屋などもあり、生活に困ることはない。バンコクに住む友人曰く、「ここは日本のバンコク県ですよ」とのことで、タイに居ながらにして日本各地のおいしいものが食べられるそうだ。なによりも嬉しいのは物価が安く消費税もかからないことだ。(物価は日本の三分の一)
 ロングスティの一番の人気はチェンマイで、タイの乾期に当たる、11月から3ヶ月の間におよそ1万人の人たちがコンドミニアムを借りて住んでいるそうだ。
 チェンマイは北部にあるので冬期は比較的に快適に過ごせるし、観光地なので日本食のお店も多い。一年を通してくだものが豊富で、タイ人は親日的なこともあり、住み易いのかも知れない。



 今回、チエンマイにロングスティした友人夫婦に3ヶ月のコストを聞いてみた。
 アパート代(2部屋、バス&キッチン付き)が1ヶ月10000B(日本円で3万) 高熱費はエアコン使わないと500Bくらい。衛星放送代50B。食費は二人で10000Bもあれば生活できる。日本からのチケット代も含めて30万ちょっとくらいだろう、とのことだった。
 彼らはタイ・ショートスティ歴10年にもなるので、もちろんタイ語を話せる。タイ人の友人が多いので、タイの都市を数カ所廻り、そろばんを教えるボランテア活動をしている。
 ただ、のんびり暮らすのもいいけれど、なにか特技を生かしてボランテア活動をするとか、語学やマッサージなどの講習など受けるなど新しいことにトライすると友人が増えていいかも知れませんね。