ニュー・プログラム in 2013


 会議で新学期の語学プログラムが決まった。
新年度は中学生の1年生から3年生までは、昨年同様ベトナム語と日本語のどちらかの選択で、中国語は必修科目だ。高校生は4年生が全生徒日本語、5年生は中国語、6年生はベトナム語が必修とのこと。
 なんて乱暴な振り分け方じゃい、と思ったが、教える側としては、今のシステムよりましかも知れない。
 現在、高校生の4、5、6年生は4クラス合同の授業で、ひとクラス60人にもなる。これでは語学を教えているとは言えない状態だ。


 3年前、タイ人教師が高校生を教えていたが、聞こえてくるのは殆どタイ語で、彼女がひとりでしゃべって終わる。これを疑問に思っていたので、彼女が転勤してからは会話中心の授業にした。
 ところが、やってみるとこれも問題がおおありで、50分授業の半分を授業に当て、残りの時間を二人ペアの会話テストに当てていたが、真面目な生徒は時間道リに来て、始めから授業を聞いているが、要領の良い生徒は後半にやってきてテストだけ受る。
 授業を聞いていないので、会話が出来ないし、列に並んで待っている生徒たちが「お寺の和尚さん♪〜」みたいな手打ち遊びをして煩いったらありゃしない。毎度のことながら「うっるさ〜い!」とタイ語、英語、日本語で叫んでいる。
 まあ、人数が少なくなるのは、後を引き継ぐ新任教師にはいいニュースだと思う。ひとクラスは30人くらいなので60人教えるよりはましだろう。



 このことを得別レッスンをしているチームに伝えたら、「めちゃ〜い!」と残念がっている。
そうよね、5年生と6年生の日本語が好きな生徒たちは、強制的に中国語やベトナム語を勉強しなければならないのだ。う〜ん、いい方法はないだろうか。
 極楽トンボもたまには悩む.....。