環境整備

 一年に一度、教室の窓磨きをする。
ドイツ人ほどではないが、窓ガラスが曇っていると気になる。空がクリアに見えないし、こころも曇ってくるようですっきりしない。
 2日がかりで、教室の両側の窓をきれいにしたら、樹々の緑が美しく目にさわやかだ。この季節だけタイにいるもの良いかもね。だんだん、タイが気に入ってきたかも。



 今日、「います/あります」の存在文の授業で、新発見をした。
名詞をハートがあるものと、ないものに分けていたら、生徒が「木」をハートのある方に分類したのだ。
日本語は「木があります」と言うが、タイ語では「木がいます」となるのだそう。「木」は人間と同じ扱いになるのだ。

 それにしては、じゃかじゃか惜しげもなく木を切るよなあ、と思う。
先日、そのことをタイ人の教師に言ったら、「そうなのよ、簡単に切ってしまうのは問題になっている」と言っていた。それに、法律で、どこでもゴミを捨ててはいけないことに決まったそうだ。見つかったら、2000B (約6000円)の罰金だそう。
「え〜? ほんとかしら....」タイはいたるところがプラスチックだらけなのだ。おまわりさんのお小遣い稼ぎになるんじゃないだろうか。