Happy puppy とんとん

 「ティア、子犬を手放すならうちで飼うよ」と言ったとたんに、ティアの目に涙が.溢れた......。
あわてたチュンポーン先生は「いいよ、いいよ。you keep it !」と言ってその場を離れた。「わたし、おかしいね」と泣き笑いしている。

 アパートの小さな部屋でとんとんを飼っていたら、元気がなくなったと心配していた。夜に散歩をさせてかわいがっていたが、酒末、出かける度に子犬の世話を誰かに頼まなければならない。手放そうかな?とルームシェアしているアナに言ったところ、アナは真に受けて、先日チュンポーン先生と一緒に昼食をとっていた時に話してしまった。

 ティアは口にだしたものの、本気で手放すとは思ってもみなかったのだろう。突然に言われて、びっくしたらしい。
しかし、「うちは広いし、5ヶ月の犬もいるし、食べ物もふんだんにあるし、子供達は犬が大好きだし、それは子犬にとっては良い環境だよ」と言う言葉に彼女は決断した。


 とんとんはチュンポーン先生の家に貰われて行った。